●大自然と遊び・学び、育まれてきたふるさとの文化
上野村は群馬県の西南端に位置し、西は長野県北相木村・南相木村、南は埼玉県大滝村など1町6村と隣接し、御荷鉾・荒船連山、三國連山など1千〜2千m級の山々が連なり、総面積のうち森林が95%を占める山村です。
道路交通は、現在群馬県藤岡市の市街地まで80分程ですが、計画中の塩の沢峠を越える「ふるさと林道湯の沢線」のトンネル化が完成すると上信越自動車道下仁田インタ−チェンジに約40分となります。村の中央を流れる神流川は、奥深い山々からの数多くの渓流を集めて流れる透きとおるような清流で、上流部ではイワナやヤマメ、下流部では近年水質の向上により増加してきたカジカの生育が見られます。
天然林が多い山々と清流が織りなす四季の移ろい、そこに住む人々の営み、歴史を伝える村の民俗・文化遺産などが皆様方に安らぎと潤いに満ちた生活体験の場を提供します。ぜひ上野村を訪れ、大自然の中で遊び・学び、心身をいやして下さい。
●自然との関わりを大切にする交流産業の育成
上野村では、村を訪れる交流人口の増大と定住者の確保を産業振興に結びつける「交流産業」の育成に力を注いでいます。関東一の規模を誇る「鍾乳洞・不二洞」を擁する村の川和自然公園は、コテ−ジも備えた「まほ−ばの森」と美しい渓谷を隔て向かい合い、長さ2百m余の壮麗な吊橋で繋がる森林公園です。このほか公営宿泊施設「ヴイラせせらぎ」、「全国郷土玩具館」など来村者向けの多くの交流施設を設けております。
村では、農林業と商工業との連携を図り、原材料調達から加工・販売までを一括した総合的な産業振興を推進しています。特産となったイノブタ生産をはじめ気候風土に適したリンゴ、プラムなどの生産と加工製造業を結びつけ、観光産業との連携にも力を入れております。このほか小規模経営ながら、こんにゃく、野菜、菊の生産、林産物としてはマイタケ、シメジなどの生産を行っております。
また、商工業では、村の資源を活かした製品開発と商品の個性化に努め、20年余の実績を持つ「銘木工芸センタ−」では、シオジやケヤキなど価値の高い広葉樹材を、伝統的な工芸技法により漆仕上げ等の最終加工までを施した木工製品として製造・販売し、村の基幹産業の一つとなっております。